誰でも簡単、もお迷わない!筋トレの重量・セット数設定
こんにちは、shuです。
今回は筋トレの重量・セット数の設定について解説したいと思います。
筋トレの方法としては
ジムでのマシントレーニング、
フリーウェイトそして
自重トレーニングなど、
いろいろあります。
自重以外のフリーウェイトや
マシントレーニングに共通する
重要なポイントは、
ウェイト(重さ)と
回数(レップ数)
セット数をどのように決めるかです。
みなさん、なんとなく試してから
このくらいの重さがいいかな?
という感じで決めていませんか?
今回は、今までなんとなく
決めていた重量設定を
わかりやすく解説したいと思います。
まず、筋肉を大きくするには、
筋肉を傷めつけなければなりません。
例えば、あるマシンで
ある重さを選んで、
ササっと10回動かしました。
そして、休憩1分。
というような流れを作り、
汗一つかいていない場合、
筋肉を肥大させる効果は
ほとんど期待できないでしょう。
1セット10回行ったら
息がはぁはぁして、
ぐったりするのが
「本当の1セット」です。
極端に言えば、
毎セット疲労困ぱいでなくては、
まったく意味がありません。
疲労するセットを3セットやったら、
これは相当シンドイことになります。
汗一つかかず、さらっと終わる場合は、
「筋トレ」ではなく、「筋肉ほぐし」を
行っているのと同じです。
ほぐしているだけですから、
筋肉は大きくなりません。
なので、正しい重量・セット数の
設定方法を解説します。
○重量の設定
一般に、命がけくらいの
最大限のパワーで、
1回だけ持ち上げられる
重さを1RMと定義されます。
RM(レペティション マキシマム)とは
最大反復回数のことです。
筋肥大を狙う筋トレでは、
上記1RMの約75%の重さで
10回連続して持ちあげるのを
1セットとします(いろいろな方法、
考え方がありますが、
本記事ではこのような定義とします)。
図で表すとこうなります。
これから例を書くので一緒に計算しましょう!
例えば、マシントレーニングの
チェストプレス(胸の筋肉を鍛える)で
1RMが30kg(全力で1回腕を伸ばせる)
とすると、
30kg X 75% = 22.5kg
となり、
この重さを10回連続して行います。
これが1セットです。
もし、10回出来なければ、
重さを軽くしてください。
逆に10回以上できてしまうなら、
少し重くしてください。
なお、毎回1RMを測らなくても、
全力で10回ギリギリできる重量を探し、
その重量がわかれば筋肉が
つくまでしばらく
そのトレーニングでは
同じ重量を続けます。
筋肉がついてくれば、
次第に10回が楽にできるようになります。
そうなったら、
重量を一段重くするという感じです。
○セット数の設定
一般には、1種目で10回、3セットを
基本とすることが多く、
まずは3セットを行ってください。
物足りないと感じれば、
セット数を増やしてかまいません。
また、重量とレップ数の関係から、
セット数を決めていく
方法もありますが、
まずは3セットからスタートしましょう!
セット間の休憩(インターバル時間)ですが、
いろいろな考え方があります。
筋肉への負荷のかけ方で
インターバル時間を決める方法が
一番良いのですが、
初心者は1分から1分30秒程度で
次のセットに行く方法を
基本とするのが良いと思います。
気を付ける点は、時間管理を
しっかりすることです。
一方、ハイレップといって、
比較的軽い重量を用いて
高回数をこなすトレーニング方法
もあります。
その場合は、あまりセット数を
多くしないことになります。
この方法は、筋肥大より、
筋力強化や持久力強化につながります。
○重量・セット数を有耶無耶にしない!
初心者の方は今まで解説してきた内容の
ように重量・セット数を設定した方が
上達は早いです!
現在YouTubeなどで紹介されている
トレーニングの方法は、
はっきり言って初心者向けの
方法ではありません。
細かく部位を分けたり、回数を多く
行うのも悪いと言う訳ではありません。
しかし、あれはある程度の上級者が行うことで
効果が発揮される方法です。
上級者と初心者では筋肉量も
トレーニングで扱っている重量を
全然違います。
なので、上級者と初心者が
同じトレーニング方法で鍛えても
同じ効果が期待できるとは限りません。
まずは、基本の方法から始め、
トレーニングで扱える重量を上げて
細かくトレーニングを分割することが
1番上達する近道です!
○まとめ
今回は筋トレのメニュー作成について
解説していきましたが、
一番大事なことは継続することです!
トレーニングを習慣化する
ことからはじめ、
継続できるようになってから
内容にこだわっていくと
成果が出やすいです。
『怪我をしない・辛すぎない・
体調を崩さない』といった
ようなことも意識して楽しく
トレーニングをしていきましょう!